5.ケーブル延長に関する計算式

本編では略式の計算式を使って説明しましたが、単相100Vでの計算は少し分かりづらい場合があります。
そこで、参考として、EXENが使用している正式な計算式をまとめました。ご参照ください。

許容降下電圧の基準

各電源電圧における、許容される最大の電圧降下(e)の基準値を示しています。

電源 許容降下電圧(e)
200V 6V
100V 3V
48V 3V

使用記号の説明

計算式で使用される記号とその意味を定義しています。

記号 意味 単位
e 降下電圧 V
I コードに流れる電流 A
L コードの長さ m
S コードの断面積 mm2

計算式の種類と分類

計算の目的と電源の種類に応じて、詳細な計算式がまとめられています。

  対象電源の電圧 計算式
降下電圧を求める場合 単相100V 及び 三相48V
e=35.6×L×I/1000×S
三相200V
e=30.8×L×I/1000×S
コードの延長を求める場合 単相100V 及び 三相48V
L=1000×S×e/35.6×I
三相200V
L=1000×S×e/30.8×I
コードのサイズを求める場合 単相100V 及び 三相48V
S=35.6×L×I/1000×e
三相200V
S=30.8×L×I/1000×e
  • コードの延長とコードのサイズを求める場合、式の「e」には上表の「許容降下電圧」をあてはめる。