振動フィーダ ピストンフィーダ
製品について
振動フィーダは主に粉粒体の定量供給や排出などの輸送に使われます。
ピストンフィーダはエアー式のピストンバイブレータを利用して振動トラフに振動を与えることで、輸送ワーク進行方向に跳ね上げられて落下する。
この運動の繰り返しで輸送する振動輸送機です。
ピストンフィーダの用途は一般的なホッパー受けの輸送ライン以外では、ピストンバイブレータの瞬時停止の特長を生かした計量器への供給や、ベルトコンベアー輸送のように投入したままの山状でワークが流れるのではなく、トラフ全面にワークが広がり流れることで輸送中の検査ラインにも最適です。
また、この広がる特性を生かしたベルトコンベア間の中継機としても便利に使われます。
輸送能力の調整はエアーの圧力調整で自由にコントロール出来るため、現場でラインに必要な輸送量に自由に調整することが可能です。
輸送するワークの種類・形状・比重などの特性と必要な輸送量やワークの投入方法、据付条件に合わせて、設計・製作に対応します。(受注生産品)
製品の強み
微細で小規模なワーク輸送に最適
ピストンフィーダは化学業界や食品業界の微粉体の輸送や、一般機械の小型ワークの小規模輸送に適しています。
ワーク輸送のイメージはピストンバイブレータの振動方向をトラフに斜め方向から与えることで輸送ワーク進行方向に跳ね上げられ落下、このイメージで輸送します。
計量袋詰め装置への供給に最適
ピストンフィーダの動力源であるピストンバイブレータはエアーの供給を停止することで、瞬時にストップする機能を備えているため、粉粒体の袋詰め計量器への定量供給機として適しています。
検査ラインの輸送に最適
振動輸送の特長として、トラフ内に供給された山状のワークはトラフ内に落ちると振動で全面に広がり、ワークの上下の重なりが自然になくなる特性を持っています。
ワークを流しながら目視検査して不良ワークを取り出す検査作業のラインとして使用できます。
空気圧の変更で無段階の能力調整が出来る
エアー式ピストンバイブレータは空気圧の変更だけで振動数・起振力を可変することが出来ます。
輸送能力の調整はエアーの圧力調整で自由にコントロール出来るため、現場でラインに必要な輸送量に自由に調整することが可能です。
オイルフリーで環境に優しい
ピストンバイブレータは排気フィルターを装備して、計装エアーでの使用も可能なため、作業現場の環境に優しい製品です。
また、環境内に排気エアーを一切出さないためには排気エアーをホース延長で工場外へ出して使用することも可能です。
注)完全ドライエアーの長時間使用は故障の原因となります。
注)ルブリケーターの設置で少量の潤滑油を使用すれば耐久性はさらにUPします。
エアー式で低騒音・低消費量
動力源のピストンバイブレータは内部サイレンサー方式を採用しているため、排気音も65dB程度で非常に低騒音のエアー式バイブレータです。
また。空気消費量も少ないため、工場内の省エネや作業環境の維持に役立ちます。
防爆仕様で安全です
電気不要のエアーだけの動力源で運転出来るため、防爆仕様での使用も可能です。
また、内部は完全密閉構造であるために粉塵が入り込むこともないため、粉塵爆発の危険性がある場所でも安全に使用することが出来ます。
型式一覧
| 型式 | 品目コード | 販売価格(税抜き) |
|---|---|---|
| PVF35-110 | (*1) | (*1) |
| PVF35L-150 | (*1) | (*1) |
*1 この製品は受注生産品となりますので、価格、納期は当社へお問合せ下さい。
仕様
ピストンフィーダ 仕様表
| 型式 | 使用原動機 | ピストンバイブレータ仕様 | 傾斜角度 | 概質量 (kg) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 使用圧力 (MPa) | 振動数 (Hz) | 起振力 (N) | 空気消費量 (L/min(ANR)) | ||||
| PVF35-110 | EPV35 | 0.2~0.6 | 78~117 | 304~778 | 45~145 | 水平 | 9.5 |
| PVF35L-150 | EPV35L | 51~73 | 347~921 | 44~125 | 19.0 | ||
※輸送能力は、ワークにより異なります。担当営業にご相談下さい。
ピストンフィーダ 傾斜角度 仕様表
| 傾斜角度 | 傾斜角係数 (k) |
|---|---|
| 上向10° | 0.6 |
| 上向5° | 0.75 |
| 水平 | 1 |
| 下向5° | 1.25 |
| 下向10° | 1.6 |
| 下向15° | 1.9 |
※ワークの輸送スピードは比重・粒径に左右され、一般的に見掛比重が小さいほどスピードが遅くなります。
ピストンフィーダ 見掛比重 仕様表
| 材料名 | 参考見掛比重 | 材料名 | 参考見掛比重 |
|---|---|---|---|
| 湿塩 | 1.2 | 砕石 | 1.6 |
| 岩塩 | 1.1 | 生コン | 2.3 |
| 上白糖 | 0.8 | けい砂 | 1.2~1.6 |
| 粉糖 | 0.7 | けい石粉 | 0.6~0.8 |
| グラニュー糖 | 0.8 | セメント | 1.1~1.3 |
| 精米 | 0.8 | 石膏 | 0.7~0.8 |
| パン粉 | 0.2 | ベンナイト | 0.6~0.8 |
| 小麦粉 | 0.5 | タンク | 0.4~0.6 |
| ソーダ | 1.2 | ソーダ灰 | 0.7~1.1 |
| カーボンブラック | 0.3 | 尿素 | 0.6~0.8 |
| 微粒シリカ | 0.05 | りん鉱石 | 1.2 |
| 樹脂ペレット | 0.4 | アルミナ | 0.7~0.9 |
| 醗酵水肥 | 0.6 | 消石灰 | 0.45 |
| 炭酸マグネシューム | 0.16 | 生石灰 | 0.8~1.0 |
| おがくず | 0.2 | フライアッシュ | 0.7~0.8 |
| 塩化カリウム | 1.44 | スラグ | 0.3~0.8 |
| 重炭安 | 0.7 | 排煙吸着材 | 0.5~0.7 |
| メラミン | 0.6 | 炭カル | 0.5~1.0 |
| 酸化鉄 | 3.0 | コークス粉 | 0.7~0.8 |
| 研磨剤 | 0.8 | パーライト | 0.1~0.3 |
| ホワイトカーボン | 0.04 | でんぷん | 0.5 |
| フローライト | 0.1 | 焼却灰 | 0.5~0.8 |
| 川砂 | 1.6 | 鋳物砂 | 1.4 |
