振動技術を支える設計・解析体制と解析事例の紹介

設計・解析体制

「振動」は古典的な理論であると同時に、最先端の工学分野でもあります。
その応用は多岐にわたり、すべての産業機械は高周波・低周波を問わず振動し、その影響下にあると言えます。
振動システムは、加振するもの(バイブレータや駆動系など)と加振されるもの(型枠、コンクリート、機体構造など)から成り立ちますが、その動きは極めて複雑です。
その本質を理解し、設計・製造・保守を管理するには、多くの知見、経験、そして見識が求められます。

エクセンは、この振動技術を土木建築用コンクリート振動機械に応用し、100余年にわたり経験と実績を積み重ねてきました。
一方、近年のコンピュータ能力の飛躍的な進歩により、当社規模の中小企業でも振動工学へのコンピュータ応用が可能となっています。
すなわち、3D CAD(可視化による直感的理解)、CAE(高度な解析シミュレーションによる振動の視覚化)、実験計測(実際に振動させて検証)を統合したトータルシステムの構築が全社的方針として決定されました。
最先端技術と長年の経験を融合し活用することこそ、21世紀を生き抜く道であるとの認識のもと、三次元CADおよびCAEシステムを導入・稼働させています。

私たちはメーカーとして、世に送り出す機械・製品の「効用」をもってお客様の課題を解決し、確かな製品開発とサービスを提供していきたいと考えています。
それは、メーカー間の競争において、良い設計に基づく良い機械によって達成されるものです。
このため、私たち技術部と品質保証部は、次の6つのコンセプトを定めました。

6つのコンセプトを示す図

さらに、企業戦略の一環として、これらの三次元CAD・CAEを「道具」として活用し、全社的なコンカレントエンジニアリング体制の確立を目指しています。
これにより、設計から試作、量産までの納期短縮、品質向上、コストダウン、営業・宣伝力の差別化を実現していきます。
このような思想と技術に裏付けられ、心を込めて製造した当社製品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

コンカレントエンジニアリング

同時並行型問題解決手法。ある課題を解決するために、多くの人の知識・経験・アイデアを短期間で統合・集約・活用する仕組みです。
「誰でも理解できる」ためには、三次元表示能力の有無が重要な鍵となります。

営業・設計・製造を結ぶ三角構造の図

解析事例

フィーダ固有値解析(事例1)

フィーダ固有値解析(事例1)の図

フィーダ固有値解析(事例2)

フィーダ固有値解析(事例2)の図

スクリーン固有値解析(事例1)

スクリーン固有値解析(事例1)の図

スクリーン固有値解析(事例2)

スクリーン固有値解析(事例2)の図

レール負荷装置応力解析

レール負荷装置応力解析の図

モータケースの応力解析

モータケースの応力解析の図