【溶接方法】リレーノッカーの補強リブ・補強板

RKV型ノッカーの補強リブ取り付けと安全対策

RKV型ノッカーを対象物へ確実に取り付け、安全に運用するための 補強リブ(取り付けベース)の適切な溶接方法と、 設置時に必要な安全対策について説明します。

補強リブの正しい取り付け方法

ノッカーの打撃力を効率よく対象物へ伝達し、貯槽側の破損を防ぐためには、 補強リブを適切な位置・姿勢で溶接することが重要です。
下図を参考に、リブの配置位置と溶接範囲を正確に施工してください。

RKV型ノッカーの取り付けベースと補強リブの溶接位置図

落下防止対策の徹底

振動機は強力な振動を発生させるため、ボルトの緩みやベース破損などにより ノッカー本体が落下するリスクがあります。
万一に備え、必ず下図のような安全ワイヤー等による落下防止措置を実施してください。

ノッカー取り付け時の安全ワイヤーによる落下防止策の例

補強板の取り付け方法と溶接仕様

ノッカーの取り付け部の板厚が薄い場合は、補強板を溶接してください。
適切な補強板の取り付けは、ノッカーの衝撃を効率よく伝達し、貯槽の破損を防ぐために非常に重要です。

溶接の基本と強度確保

補強板をホッパーに溶接する際は、隙間ができないように全周溶接を行ってください。
ただし、空気のクッション効果を防ぎ、衝撃を確実に伝達させるために、必ず1カ所エアー抜きとして溶接しない部分を設けてください。

ノッカー作動時には溶接部にかなりの衝撃が加わります。万一の破損・脱落を避けるため、溶接の際には必ず肉盛をできるだけ多く取ることを徹底してください。

推奨溶接棒

  • 一般鋼材の場合: JIS Z3211 E4319相当品(例:神鋼溶接棒B-10)以上を使用してください。
  • SUS(ステンレス)の場合: JIS Z3221 ES308-16相当品(例:神鋼溶接棒NC-38)以上を使用してください。

補強板寸法表(単位:mm)

型式 角板 丸板 補強板穴径 ピッチ
ΦA ΦB C
RKV/RKD/(RKVS) 30PB □150×t3.2 (3.0) Φ150×t3.2 (3.0) 15 20 52
RKV/RKD/(RKVS) 40PB □200×t3.2 (3.0) Φ200×t3.2 (3.0) 80
RKV/RKD/(RKVS) 60PB □300×t4.5 (4.0) Φ300×t4.5 (4.0) 55 90
RKV/RKD 80PA □400×t4.5 Φ400×t4.5 25 120
RKV/RKD 100PA □500×t6.0 Φ500×t6.0 85 140
RKV/RKD 120P □600×t9.0 Φ600×t9.0 95 30 160
  • ( )内の数値はSUS製の場合となります。

RKV(バイブタイプ)型:補強板溶接図

補強板の溶接位置図(RKV型)

RKD(ダイレクトタイプ)型:補強板溶接図

補強板の溶接位置図(RKD型)

ベース仕組品と補強リブの取り付け

ベース仕組品と補強リブの溶接位置と切断箇所の図

溶接方法と注意事項

  • ベース仕組品は、ボルト穴が左右対称となるように全周溶接してください。
  • ベース補強リブは、取付対象物の形状に合わせて切断した後、左右対称となるように全周溶接してください。

機種ごとの補強リブ取り付け推奨

  • RKD60PB以上の機種: 付属のベース補強リブを、取付部の形状に合わせて切断し溶接してください。
  • RKV/RKD 30PB・40PB: 通常は補強リブは不要ですが、より一層の耐久性を求める場合は取り付けを推奨します。
  • RKVS60 および RKV60PB以上の機種: 出荷時に補強リブがベースに溶接されています。取付部の形状に合わせて、補強リブを切断のうえ溶接してください。