エアー式ブラスター ツインブラスター
製品について
大型タンクやサイロ内に滞留した粉粒体に、蓄圧された圧縮空気を瞬時に噴射することで、爆発的な勢いで閉塞していた粉粒体を破壊する装置です。
タンクやサイロ内の閉塞を人手で排出する作業は、危険を伴い、人身事故の原因となることもあります。
ツインブラスターは、こうした危険な作業を制御ボタンひとつで安全かつ効率的に解消できるため、安心して閉塞問題に対応することが可能です。
製品の強み
粉粒体貯蔵庫の閉塞解消
ツインブラスターの作動原理
- 三方弁を使い圧縮空気を供給すると、傘型バルブが排気口側へ押し出されます。
- バルブを通過した圧縮空気によって、ピストンが吐出口側に押し出されます。
- ピストンが限界まで押されて吐出口を塞ぐと、圧縮空気はチューブを通りタンク内にチャージされます。
- 供給圧力とタンク内部の圧力が等しくなった時点で、チャージが完了します。
- 三方弁を切り替えると、傘型バルブおよびピストン内部の圧縮空気が排気され、反対側に吸い寄せられて、タンク内の圧縮空気が吐出口から瞬時に噴射されます。
ツイン式で1台二役で閉塞解消に相乗効果を発揮
本体の左右に備えられたノズルから交互に噴射することで、頑固に閉塞した内容物に対し、異なる方向から連続的に衝撃を与え、相乗効果による高い破砕力を発揮します。
生コン工場、コンクリート二次製品工場、ダム工事現場のプラントサイロなどで、多くの導入実績があります。
コスト削減
ツインブラスターは、1台で2台分の機能を果たすことができ、複数台を使用することで大幅なコスト削減を実現します。
また、設置台数を抑えられるため、設置コストだけでなく、メンテナンスコストの削減にもつながります。
安全第一
タンクやサイロ内の閉塞解消作業は、これまで人の手で行われることが多く、人身事故につながる危険を伴いました。
ツインブラスターは、このような危険な手作業をなくし、安全性を高める目的で多くの現場で採用されています。
圧力調整で噴射力を自在にコントロール
傘型バルブ方式を採用しているため、供給エアーの圧力を調整することで、噴射力を自在にコントロールすることが可能です。
メンテナンス性の向上
バルブ内の消耗部品が設置場所で交換可能となったことで、メンテナンス性が大幅に向上しました。
オプション部品紹介
使用条件に合わせた豊富なバリエーション
自動制御タイプでは、セレクトスイッチにより「手動」「自動1サイクル」「自動リサイクル作動」の各モードを任意に選択できるため、閉塞状況に応じた柔軟な運転操作が可能です。
型式一覧
| 型式 | 品目コード | 販売価格(税抜き) | 資料ダウンロード |
|---|---|---|---|
| EDB2.5-30TA | 000557100 | (*1) | 資料ダウンロードサイト |
| EDB4-130TA | 000559100 | (*1) | 資料ダウンロードサイト |
| EDB6-230TA | 000560100 | (*1) | 資料ダウンロードサイト |
| デンジベン VP742K-1TZ1-04B-F-X(100V) | 500410000 | ¥53,590 | ― |
| デンジベン VP742K-2TZ1-04B-F-X(200V) | 500411000 | ¥53,590 | ― |
電磁弁はオプション部品です。
*1 この製品は受注生産品のため、納期と価格につきましては、当社へお問合せください。
* 掲載の価格はメーカー標準小売価格とし代理店販売のため消費税抜きで表記しております。
※ 資料ダウンロードには、取扱説明書・図面(2D/3D)などが含まれています。型式によって内容が異なる場合があります。
仕様
ツインブラスター 仕様表
| 型式 | 吐出口径 (in) | タンク容量 (L) | タンク 最高使用 圧力 (MPa) | 使用圧力 (MPa) | 使用気体 | 防錆方法 | 質量 (kg) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 内面 | 外面 | |||||||
| EDB2.5-30TA | 2.5 | 30 | 0.97 | 0.3 - 0.7 | 圧縮空気 又は 窒素ガス | エポキシ 樹脂塗料 | エポキシ 樹脂塗料 | 58 |
| EDB4-130TA | 4 | 130 | 134 | |||||
| EDB6-230TA | 6 | 230 | 231 | |||||
※ 電磁弁アッセンは別売りとなりますので、電圧を確認の上ご注文ください。
※ タンクは最高使用圧力0.97MPaで設計・製作されています。
設置方法
ツインブラスターは、操作盤を使用することで複数台を遠隔操作できます。
1台のみの場合は、手動式または電動式のいずれでも操作可能です。
なお、電動操作で粉塵爆発の危険性がある粉粒体を扱う場合には、三方電磁弁を防爆電磁弁に変更することで、安全な操作が行えます。
- 同一のエアー供給源に複数台のブラスターを設置する場合や、エアレーションなどを併用する際は、一次側の減圧による誤噴射を防ぐため、必ずチェックバルブを電磁弁手前のエアー供給側に個別に設置してください。
電気式
手動式
必要エアー量の計算方法

V :必要エアー量(L/min(ANR))
Vo:ブラスター総タンク容量(L)
P :使用圧力(MPa)
M :作動サイクル(min)
例)EDB2.5-30TA型を6台、使用圧力0.7MPaで5分間隔で使用する場合

2.2kWのコンプレッサーで十分にご使用いただけます。
- コンプレッサーは吐出し空気量200L/min(ANR)(1.5kW)以上の物をご使用下さい。
200L/min(ANR)未満のコンプレッサーをご使用の場合は、三方電磁弁の直前に10L以上のレシーバタンクを接続して下さい。
