企業情報

会社の歩み

1915年
自動車からはじまったエクセンエンジニアリングの幕開け

弊社の起源は1915年、創業者 林 茂木 が「林自動車製作所」を立ち上げたことにさかのぼる。純国産初の自動車製造を手がけた創業者のパイオニア精神こそが現在のエクセンエンジニアリングの源流である。

1938年
コンクリートバイブレーターメーカーへの転身

コンクリートバイブレーターの研究製作からほぼ4年を経て、国産第1号機を完成、特許を得る。バイブレーター専業メーカーへの道を歩みはじめる。国産初の特許ならびに実用新案はコンクリートの質を良くするという意味で「コンクリート調質機」として取得された。

1949年
戦後復興とともに

社名を株式会社林製作所に変更し、戦後の復興、そして発電所・ダムなど国内各地のインフラ整備のためのバイブレーターの開発に次々と着手する。原動機をモーターにするバイブレーターを開発するなど、用途に応じた製品を市場に供給しはじめることとなった。

1963年
ハヤシバイブレーター 販売拠点の拡充とラインアップ強化

販社であった建機工業株式会社を「林バイブレーター株式会社」に社名変更し、これを契機に主要都市に営業拠点を次々開設した。HV型バイブレーターをはじめとした新製品を次々と開発し、"ハヤシのバイブレーター"は業界トップの地位を確固たるものとした。

1967年:中小企業研究センター賞全国表彰を受賞

中小企業庁と富士銀行がスポンサーとなって設立された社団法人中小企業研究センターの第一回優良中小企業表彰事業において林製作所(社長 林 茂木)が全国表彰正賞純銀メダルと副賞奨励金100万円を受賞した。 この表彰事業は開始から40年を越える今日もグッドカンパニー大賞グランプリと名をかえ継続しており、受賞企業経営者の勉強会である中堅企業経営者研究会、グッドカンパニー大賞経営者研究会も2010年春現在で夫々145回、104回研究会を開催し、各界異業種交流会の先駆けとして活発な活動を続けている。

1972年
さらなる高機能化へ

ダム用省力バイブレーター「バイバック」や「高周波48Vシリーズ」バイブレーターを開発するなど、合理化・省力化を求める市場のニーズに応えた。バイバックは国内外での大規模なインフラ整備に活用され、また、高周波シリーズは、コンクリート打設の"定番"として現在も進化を遂げながら主力製品となっている。

1979年
生産・開発拠点の拡大

埼玉県草加市に新工場を開設し、生産能力の拡大をはかる。これを機にコンクリートカッター、ダイヤモンドドリルなどの製品を開発し、業容の一層の拡大をはかった。社内コンピュータも草加工場を核に全社整備を進め、大半の業務をオンライン化した。

1983年
一般産業機械分野への進出

粉粒体閉塞防止機器、「ノッカー」「ブラスター」を開発し、建設機械分野以外の市場を新たに開拓した。現在では食品業界をはじめとした各業界に広く使用されており、弊社の基幹製品に成長している。また、1989年には多様化する市場のニーズに応えるべく研究開発力強化を目的に技術研究棟を完成した。

1990年
海外初の拠点を設置

初の海外拠点として、米国アーカンソー州リトルロックにISKCO社を合弁事業として設立。米国内の主要二次製品工場を顧客とした販売体制と、一部製品の現地生産化を図った。

1991年
エクセン株式会社の誕生

1988年(株)林製作所と林バイブレーター(株)を合併し、新生 林バイブレーター(株)とし、CIを導入、同年に"EXEN"ロゴマークを発表した。
また、1991年3月に現在の社名をエクセン株式会社とした。"振動応用技術で世界をひらく"を理念にし様々な産業界で広く活用されるべく技術力とサービス体制の強化を図った。

2003年
中国へ進出

中華人民共和国に子会社「愛科昇振動機械(嘉興)有限公司」を設立。生産と販売の拠点を海外に拡充した。
現在は第2工場棟を完成し、一層の生産力強化を推し進めている。