トラブルシューティング4
10.腰抜け
現象、トラブルの内容
原因
高馬力の機械で過度の送り速度で切断した
不適切な回転数で使用した。
ブレードが被削材の切断溝に対し斜めに押し付けられ、基板に曲げ応力が加わった。
フランジ径がブレード径に対し小さすぎた、またはフランジに内側と外側の径が異なるものを使用した。
フランジの締付が不足のまま切断し、基板に曲げ応力が加わった。
対応、対策
- 機械にあったブレードを選定する。
- 回転計で回転数を確認する。
(特にコンクリート切断の場合は回転数確認が重要)
- ブレードが切断溝に対しまっすぐ進行するように機械の調整をする。
- ブレード径に対し適切なフランジ径を使用する。
- しっかりと締付けて、外側のフランジと締付ナットが密着していることを確認する。
11.中心穴変形
現象、トラブルの内容
原因
- 取付軸が摩耗しており、ブレードが不適当に取り付けられた。
- フランジの締付が甘く、ブレードと取付軸が空転していた。
対応、対策
- 取付軸とブレード穴にガタがないことを、仮止めして確認する。
- フランジをしっかり締め付ける。
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