プラスチックボールバイブレータ UP-A/UP-S
プラスチックボールバイブレータ UP-A/UP-S
広い用途のプラスチックボディーのボールバイブレータ
このような使い方をされています
- 01食品工場内 生肉搬送ラインのシュート内閉塞防止に使用
- 02カップ麺の添加物搬送シュートの閉塞防止
- 03ネジ製造ラインでの排出ワーク滞留改善。切削ワークの排出滞留改善。樹脂成型切り出しワークの排出改善
プラスチックボールバイブレータは、粉粒体容器の外から振動の効果で閉塞を解消させる製品です。 ボディーが強化プラスチック製のため耐食性に優れています。 また、シンプルな原理と構造で、空気圧の調整だけで振動数と遠心力を簡単に可変することができるためホッパーシュートなどの詰まり防止にも役立ちます。 (運転時はオイラーにより潤滑油の供給が必須です。)
圧縮空気によりスチールボールがケース内部の溝を高速回転し、強力な遠心力振動を発生させます。 シンプルな構造で、空気圧の調整だけで振動数と遠心力を可変することができます。 ※性能を維持するために、ルブリケータ(オイラー)を使用してください。
ボディーが強化プラスチック製のため、耐食性に優れ、湿気の多い場所や錆の発生が気になる場所にも適しています。
プラスチックボディーの最も小型のUP110A型は取付幅が31mm、質量0.24kgのコンパクトボディーで、 通常のバイブレータでは取り付け出来ない小さなホッパーや狭い場所にも取り付け可能です。
全機種、スチールボールの交換が可能です。 交換はサイドカバーのボルトを緩めて、サイドカバーを外すだけでボールの交換が可能な為、メンテナンスが簡単にできます。 (注:内部のレースリングの磨耗が著しい場合はボール交換だけでの修理は出来ません)
一般的に、ホッパーやシュートなどのちょっとした粉粒体の詰まり防止用として使われているボールバイブレータは別な用途として、充填に使用される振動テーブルの原動機としても応用可能です。 生産ラインの部品供給ラインでの停滞時の解消として振動をかけるなどアイディアひとつで用途が広がるボールバイブレータです。
ボールバイブレータ全機種に落下防止ワイヤー取付用の穴が付いています。 安全を確保するために是非ワイヤーの取り付けをお薦めします。 (ワイヤーは別売りです)
UP-S型は振幅の大きい強力タイプです。 UP-A型と同型番(例:UP113A対比UP113S)と比較すると振幅が約2倍あり、1ランク上の振動に近い振動力を発生する為に、狭い場所で強力な振動がほしい場合や、振動力不足の場合、振動設備機械を小型にまとめる場合などに有効に使用することが出来ます。
CA1は簡単に運転できる手動式のエアー式バイブレータ用操作盤です。 バイブレータのエアーチューブと圧縮エアーの準備だけですぐ運転が可能になります。
タイマー操作盤VSE1は入力電源AC100V/AC200Vの電圧に対応しています。運転時間と停止時間をコントロールできる電磁弁専用のタイマー操作盤です。
圧縮空気の圧力を操作するだけで簡単に振動数、遠心力を変更する事が可能です。取付け対象物に取り付けた場合、振動が弱い場合はエアーの設定圧力を上げ、逆に振動が強すぎる場合には圧力を下げるなど、現場での最適振動調整が簡単に出来ます。
型式 | 品目コード | 販売価格(税抜き) | 製品図面ダウンロード |
---|---|---|---|
UP110A | 000980000 | ¥26,000 (*2) | 製品図面 ダウンロード |
UP113A | 000984000 | ¥31,000 (*2) | 製品図面 ダウンロード |
UP219A | 000985000 | ¥38,000 (*2) | 製品図面 ダウンロード |
UP335A | 000990000 | ¥55,000 | 製品図面 ダウンロード |
UP113S | 001099000(*1) | ¥36,000 (*2) | 製品図面 ダウンロード |
UP219S | 001100000(*1) | ¥52,000 | 製品図面 ダウンロード |
*1 この製品は受注生産品となりますので、納期は当社へお問合せ下さい。 *2 この製品はお客様にて運賃をご負担願います。 *掲載の価格はメーカー標準小売価格とし代理店販売のため消費税抜きで表記しております。
型式 | 始動 空気圧力 (MPa) |
振動数(Hz)・遠心力(kN)・空気消費量(m3/min(ANR)) | 質量 (kg) |
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0.2MPa | 0.3MPa | 0.4MPa | 0.5MPa | 0.6MPa | ||||||||||||||
垂直 | 水平 | Hz | kN | m3/min (ANR) |
Hz | kN | m3/min (ANR) |
Hz | kN | m3/min (ANR) |
Hz | kN | m3/min (ANR) |
Hz | kN | m3/min (ANR) |
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UP110A | 0.03 | 0.03 | 273 | 0.15 | 0.12 | 323 | 0.21 | 0.16 | 361 | 0.27 | 0.21 | 391 | 0.31 | 0.26 | 418 | 0.36 | 0.30 | 0.24 |
UP113A | 238 | 0.24 | 282 | 0.34 | 316 | 0.43 | 344 | 0.50 | 0.25 | 367 | 0.57 | 0.31 | 0.25 | |||||
UP219A | 0.07 | 0.04 | 139 | 0.38 | 0.14 | 163 | 0.53 | 0.19 | 185 | 0.67 | 0.24 | 201 | 0.79 | 0.29 | 213 | 0.90 | 0.35 | 0.45 |
UP335A | 0.23 | 0.03 | 101 | 0.94 | 0.19 | 119 | 1.31 | 0.26 | 135 | 1.69 | 0.33 | 147 | 1.99 | 0.41 | 157 | 2.27 | 0.48 | 1.12 |
UP113S | 0.06 | 0.04 | 185 | 0.28 | 0.12 | 220 | 0.40 | 0.16 | 247 | 0.50 | 0.21 | 266 | 0.58 | 0.26 | 281 | 0.65 | 0.30 | 0.25 |
UP219S | 0.11 | 109 | 0.46 | 0.14 | 133 | 0.68 | 0.19 | 151 | 0.87 | 0.24 | 165 | 1.03 | 0.29 | 174 | 1.16 | 0.35 | 0.48 |
※雰囲気温度60℃以下でご使用下さい。
※上記の仕様は、当社の測定条件における結果です。取付条件により上記仕様と異なる場合があります。
※始動圧力は、バイブレータの3m手前で徐々に昇圧させ始動した時の圧力のため運転圧力よりも高くなる事があります。
※垂直とは、ボールが上下方向に回転する方向を指し、水平はボールが平面方向で回転する方向に取付けた結果です。垂直以外の取付角度の場合、垂直よりも始動圧が低い傾向となります。
型式 | L | H | H1 | W | t | P | φd | φE | G | 使用チューブ径 |
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UP110A | 127 | 70 | (99) | 31 | 21.5 | 102 | 2-10.3 (M8) |
7 | 1/8 | φ8Xφ6 (外径X内径) |
UP113A | ||||||||||
UP113S | ||||||||||
UP219A | 141 | 89 | (127) | 39 | 24.5 | 116 | 2-12 (M10) |
1/4 | ||
UP219S | ||||||||||
UP335A | 164 | 102 | (140) | 57 | 33.5 | 133 | 2-14 (M12) |