ノッカー、ブラスター使用例―Vol.1―
最近、弊社のノッカー、ブラスタについてたくさんのお客様からお問い合わせをいただいております。そこで日本各地で採用されているこれらの機械の取付(採用)事例をいくつかご紹介するとともに、取付前/後の状況についてもご報告します。
神奈川県内 食品工場
- 現場
- 神奈川県内 食品工場
- 機種
- リレーノッカー RKV40P(S)型
- 台数
- 2台/ホッパー1基
- 特長
- SUSタンクの為に溶接作業を省略することを目的に、取付け用補強板をノッカー本体に装備し、溶接作業を行わずにボルト固定にて設置し、取付け工事の工期短縮ができた。
- ご採用前の状況
- ホッパー内に貯蔵されている精米が湿度により、壁面に付着し、必要な時に精米の排出が出来ないため、ノッカーの打撃力によりスムーズな排出を目指すこととした。
- 現在の状況
- ノッカーの打撃力により、ホッパー壁面の付着を破壊し、スムーズな排出を可能とし、生産性の向上に貢献している。
東海地方 生コン工場
- 現場
- 東海地方 生コン工場
- 機種
- ダイレクトブラスター EDB4-130T型
- 台数
- 2台
コンクリートサイロ大きさ直径Φ6m×高さ8m
- ご採用前の状況
- コンクリートサイロ内に貯蔵されている骨材(細砂)を排出する際に水分を含んだ砂の場合はコンクリートサイロ内で残留が発生し、生コンの製造に必要な時に骨材の排出が行われず、生コン生産に支障が発生する可能性があった。
- 現在の状況
- ブラスターの噴射力により、コンクリートサイロ内の残留を破壊し、骨材のスムーズな排出を可能とし、計画的な生コン製造に貢献している。
また、ツイン型ブラスターの採用により、ブラスターのコストダウンおよび取付け工事の短縮が可能となり、工事費用も従来より抑える事が出来、トータル的なコストメリットにつながった。
千葉地区 精糖工場
- 現場
- 千葉地区 精糖工場
- 機種
- リレーノッカー RKV80P型
- 台数
- 24台(8台/基×4基)
- ご採用前の状況
- 砂糖の独特の付着力により、ホッパー壁面の付着によりトラブルが発生していた。
- 現在の状況
- 本来、湿度が高い季節には壁面に対する付着が発生するが、ノッカー設置により定期的な打撃力を与えることでスムーズな排出を可能にしている。
九州地方 ゴミ焼却工場現場
- 現場
- 九州地方 ゴミ焼却工場現場
- 機種
- リレーノッカーRKV100P型
- 台数
- 12台
- 特殊仕様
- 耐熱仕様(140℃)を採用し、また取付けベースを延長してホッパーからの熱伝達を防いでいる。
- ご採用前の状況
- 一般ゴミを焼却した後に発生する焼却灰がホッパー壁面に付着し、ボイラーの能力低下を招いていた。
- 現在の状況
- ノッカーの打撃力により壁面の付着を解消し、ボイラーの能力向上をはかっている。
東北地方 ダム現場
- 現場
- 東北地方 ダム現場
- 機種
- ダイレクトブラスター EDB6-230型
- 台数
- 24台(8台/基×4基)
- コルゲートサイロ大きさ
- 直径Φ12m×高さ12m
- ご採用前の状況
- コルゲートサイロ内に貯蔵されている骨材(生コン製造に使用)を排出する際に骨材の状況(水分、貯蔵時間など)によってはコルゲートサイロ内で残留が発生し、生コンの製造に必要な骨材の排出が行われず、コンクリート打設に支障が発生し、最終的にはダム工事の遅れに繋がる。
- 現在の状況
- ブラスターの噴射力により、コルゲートサイロ内の残留を破壊し、骨材のスムーズな排出を可能とし、計画的な生コン製造に貢献している。