アイロン HKM50PSK
アイロン HKM50PSK
高周波振動モータで効率的にコンクリートを締め固める外部振動機。単管パイプΦ48.6mmと角パイプ□60mmに兼用できます。
このような使い方をされています
- 柱や梁、腰壁などのコンクリート打設
型枠取付バイブレータ「アイロン HKM50PSK」は、高周波振動モータの高い振動数で効率良くコンクリートを締め固める外部振動機です。 従来の木槌でたたく作業が不要になり、柱や梁、腰壁などの棒状バイブレータだけでのコンクリート打設が難しい場所も処理できます。 通常のコンクリート打設においても、高品質な表面仕上げができ、省人化によるコストダウンを実現した製品です。 型枠への取付は簡単で、クサビ部分をコンパネと単管パイプ/角パイプの間へ差し込むだけで完了です。 クサビ部のプレートの取付位置を変更すれば、単管パイプΦ48.6mmと角パイプ□60mmに兼用できます。
コンパネと単管パイプ/角パイプの間に差し込むだけでコンクリートに振動を与えるアイロンは、打設後の移動(盛り替え作業)が簡単な外部振動機です。 約コンパネ1枚分の範囲への振動効果があります。 生コン充填を確認した上で差し込めば、コンパネを押す事もなく盛り替え作業も簡単にできます。 作業者を必要とせず誰にでも取り扱いができるアイロンは、生コン打設作業の効率化に欠かせません。 このように、アイロンは打設作業者に人気が高く、多くの現場で採用されています。
アイロンは小型高周波強力モータを搭載しており、クサビの固定でコンパネに確実に振動が伝わります。 強力な遠心力で広範囲への振動伝達を可能としています。
コンクリートの品質を低下させる現象として、コールドジョイントや豆板が挙げられます。 これらの不良コンクリートを防止するには、アイロンを効果的に利用することがおすすめです。 コールドジョイントとは、先に流し込んだ生コンと後から流し込んだ生コンが一体化できない分離現象です。この現象は、生コンの流動性や充填性が低いことが原因です。 豆板とは、コンクリートの表面に砂利などの粗骨材がむき出しになる現象です。この現象は、生コンの均一性が低いことが原因です。 アイロンは、生コンの流動性や充填性、均一性を高める効果があります。 これにより、生コンが隙間なく充填され、コールドジョイントや豆板を防止することができます。
大勢のたたき作業員を必要とする現場でも機械化により、一定水準以上の品質を確保しながら、施工時間を短縮し、作業量を平準化することができる製品です。 型枠取付バイブレータは、省人化と効率化を同時に実現することができます。
クサビ部のプレートの取付位置を変更するだけで、単管パイプΦ48.6mmと角パイプ□60mmを兼用することができます。 これにより、単管サイズに合わせた専用機を持つ必要がなくなります。 購入コストや保守コストの削減、作業スペースや保管スペースの節約などのメリットが得られます。
クサビ部は、アルミ合金を採用して従来機対比で約0.5Kg軽量化しました。 これにより、振動機を型枠上で移動させる盛替作業も楽になります。また、錆の発生もありません。
アイロン専用のツイストプラグは、通常の差込式のプラグ(差込ピン部形状が平らで長方形)ではなく、ロック式プラグ(差込ピン部形状が曲面で切り欠きが付いているプラグ)なので確実な固定ができ、抜け防止の役目もします。 これにより、アイロンが不意に電源から外れてしまう危険を防ぎ、安全にお使いいただけます。
型式 | 品目コード | 販売価格(税抜き) |
---|---|---|
HKM50PSK(Φ50/□60) | 001289000 | ¥174,000 |
C5515JA 分岐コード | 001943000 | ¥100,000 |
*掲載の価格はメーカー標準小売価格とし代理店販売のため消費税抜きで表記しております。
型式 | 出力 (W) |
電圧 (V) |
電流 (A) |
周波数 (Hz) |
振動数 (Hz) |
遠心力(kN) 100~240Hz |
質量 (kg) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
HKM50PSK | 50 | 48 | 2.0 | 100~240 | 50~120 | 0.25~1.41 | 6.5 |