ノッカーの取付部の板厚が薄い場合は補強板を溶接して下さい。補強板を溶接する場合は、ホッパーと補強板の間に隙間ができないように全周溶接を行いますが、必ず1カ所エアー抜きとして溶接しない部分を設けて下さい。エアー抜きがないと、エアーがクッションとなり衝撃が十分に伝わりません。
溶接部には、作動時にかなりの衝撃が加わります。万一の破損・脱落を避けるために、溶接の際には必ず肉盛をできるだけ多く取ることを徹底して下さい。
溶接棒は、JISD4301相当品(神鋼溶接棒B-10)以上を使用して下さい。また、SUSの場合は、JISZ3221相当品(神鋼溶接棒NC-38)以上を使用して下さい。
補強板寸法(mm)
形式 | 角板 | 丸板 | 補強板穴径 | ピッチ | |
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ΦA | ΦB | C | |||
RKV/RKD/(RKVS) 30PA | □150×t3.2 (3.0) | Φ150×t3.2 (3.0) | 15 | 20 | 52 |
RKV/RKD/(RKVS) 40PA | □200×t3.2 (3.0) | Φ200×t3.2 (3.0) | 80 | ||
RKV/RKD/(RKVS) 60PA | □300×t4.5 (4.0) | Φ300×t4.5 (4.0) | 55 | 90 | |
RKV/RKD 80PA | □400×t4.5 | Φ400×t4.5 | 25 | 120 | |
RKV/RKD 100PA | □500×t6.0 | Φ500×t6.0 | 85 | 140 | |
RKV/RKD 120P | □600×t9.0 | Φ600×t9.0 | 95 | 30 | 160 |
※( )内はSUS製の数値となります。
ベース仕組品は、ボルト穴が左右対称となるように全周溶接して下さい。
ベース補強リブは、取付対象物の形状に合わせて切断した後、左右対称となるように全周溶接して下さい。
RKD60PA以上の機種は、付属のベース補強リブを取付部の形状に合わせて切断した後、溶接して下さい。
通常RKV/RKD30PA・40PAには不要ですが、より一層の耐久性を要求される場合には、補強リブの取り付けをお薦めします。
RKVS60及びRKV60PA以上の機種は、出荷時に補強リブがベースに溶接されています。取付部の形状に合わせて、補強リブを切断のうえ溶接して下さい。