導入事例

堆肥ホッパー壁面付着防止

ジャンル
閉塞解消閉塞防止
業種
肥料製造プラント
素材
有機性肥料、堆肥
使用製品
ESB100

堆肥を貯蔵するホッパーから袋詰めのラインへの排出が行われないトラブル


堆肥を貯蔵するホッパーから袋詰めのラインへの排出が行われないトラブルが発生

宮城県のJ有機性廃棄物(動植物性残渣)を原料として有機性肥料や堆肥を製造販売しています。その製造工程で堆肥を貯蔵するホッパーから袋詰めのラインへの排出ができないトラブルが度々発生しているとのことで、従来は作業員が梯子でホッパー上部へ登りトンボの様な棒で突き崩すという危険な作業で対処していました。

堆肥ホッパー壁面付着防止

トラブルの原因は、ホッパー内で堆肥が壁面に付着することで、排出口付近で閉塞を起こしていることでした。一般的に閉塞現象ではブリッジ状に力が釣り合ってしまっている部分を粉砕することで解消させる方法が多いのですが、今回の閉塞は堆肥の粘性による壁面付着もあり、従来の方法では解消することが困難です。そこでディスクの円周から全方向へ圧縮空気を噴射するソフトディスクブラスター(ESB100)を設置することを提案。また、堆肥は醗酵することで熱を持ち、粘性や水分量が安定しないため、壁面のどの部分に付着が発生するか予測が難しいという問題もありました。そこで広範囲に向けて噴射することが有効だとの判断から最終的にソフトディスクブラスター(ESB100)を2台設置することを提案し、納入しました。


納入後は排出が止まることなく、担当者が一人いれば作業が進むということで、危険性も作業効率も大きな改善が見られたという話をいただいています。


納入後は「従前のようにホッパーからの排出が止まることも無くなり生産効率があがり、作業員が危険な作業をする必要もなくなった。」と非常に喜んで頂いております。