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クラブ2016年旅行 5年目の被災地をたずね、僅かでも東北でお金を使う旅

昨年実施した 「奈良井宿の越後屋と益一墓参の旅」 レポートは私の責で、掲載までに約1年を経過しちゃったという不手際でしたので、今年は頑張って1週間でのアップです。
 
クソ民主とバカ維新がくっついて「民進党」なんていう名前になるそうですが、僕はシツコイんで、民主党は政権最期の日に、国交省の地方整備局を廃止する閣議決定をして、それは自民党政権になっても撤回されてはいないのを、何年経っても覚えています。
 
社長日記で「昔の建設省は土方の味方だったけど、今の国交省は土方の敵!」なんて本省の役人をボロカスに書く時もありますけれど、国交省こそが我が日本の国土作りをになっている基本に代わりはありません。
 
時、あたかも震災から5年。
 
震災後の出張で訪れた陸前高田の45号線沿い、かつて道の駅「高田松原」だった場所に建てられた追悼慰霊施設と、資料館内に展示されていた東北地整作成のポスターが忘れられずに、今年の慶応高校グライダー部OB3人おやじ旅は、「東京」 ~ 「東北新幹線一関」 ~ 「気仙沼」 ~ 「陸前高田」 ~ 「かんぽの宿一関で宴会」 ~ 「中尊寺ほか観光」 ~ 「一関でレンタカーを返して帰る」 というコースに衆議一決 3月15、16の2日間で催行されました。
 
15日
 
まずは「はやぶさ101号」大宮を出ると仙台までノンストップな320キロ運転のJR東の新幹線は定刻に一関へ。
 
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昨日の東京のドシャ降りとはうって変わった晴天の一関駅前ではポストの上からおしどりもお出迎えです。
 
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ここから駅レンタを借りて気仙沼まで走行なんですが、レンタカーしたホンダの軽ワゴン。
いやいや室内は広いしアイドリングストップは付いてるわ、最後にガソリン注いだらリッター18キロも走ってるしと 最新の660cc軽の実力に兜を脱いだおじさん達でありました。
 
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「ベンツ1台と、この軽8台とどっちがいいかね?」
「うーん 軽8台もはいらんしなぁ、、、」
などとバカを言いながら、気仙沼でお昼をして幾分の地元貢献買い物の後、広田湾の長部漁港では消波ブロック製造のコンクリ打設や防潮堤建設の現場にも立ち寄ってから、陸前高田市観光物産協会の「かたりべガイド」さんと合流する道の駅へ。
 
震災遺構として保存される建物には、首が痛くなる程に見上げる位置に道の駅15.1mとか気仙中学校13.7mという風に津波浸水高が赤い線で表示されています。
下の写真は資料館内で掲示されている国交省東北地整作成のポスター。
カバーの反射で見難くて申し訳ないですが、何とか目をこらして読んでみて下さい。
 
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≪画像クリックで拡大≫
 
日本中が、頑張れ東北!と一丸となっていたあの頃。
5年経った今では公取だか東京地検だのだかが、復興道路工事が談合だったとかバカないちゃもんを付け始め、業者を守るべき国交省もニッポさん以下を指名停止だのなんだのと、、、
 
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何を言っとるんだ! 東大法学部出には独禁法なんてモノを守るのと、道を早く直す事と、どっちが大事かさえ判らんのか! と、またまた わたくしは怒り心頭なのでございます。
 
法学部じゃなくて工学部土木科を出てたから、東北地整の方々はこのパネルを作れたのだと思います。
ここには国土・風土を思う気持ちと 土木屋の熱い血が流れています。
 
その一方では復興庁のトップたるソフト帽をキザったらしく被った事務次官が、東大出丸出しのバカぶりを発揮して、高木大臣が陳謝というおそまつな一幕。
どういう経緯かと言いますと、つくばにある高エネルギー加速器研究機構の電子・陽電子衝突型加速器SuperKEKBが最近大改造を終え試運転を開始して、直径1 kmの電子/陽電子リングでのビーム周回・蓄積に成功。
で、これの全長30キロの直線(リニア)バージョンが「国際リニアコライダー」(ILC)なんですが、その建設予定地は岩手県の北上山地、一関駅にも模型を展示して誘致に努めています。
その建設費用は9千億超。もちろんILCは「国際」プロジェクトですから日本の負担額は4千3百億程度。
野村総研の試算でその経済効果は最終需要が1兆3千億、生産誘発額が2兆8千億円になり、誘発雇用者総数は16万人。
さらに、関連サプライヤー産業のビジネスが、最終需要で8千億、生産誘発額が1兆6千億円となる、東北復興にまたとはない公共事業じゃないですか!
 
それを復興庁の岡本全勝事務次官が「大変な金食い虫で、文部科学省も難儀している」と発言したもんだから、大臣陳謝。第10週の日記 で触れた通り、復興庁なんてアタマからしてこんなモンです。
 
かたりべガイドの菅野さんの説明にも熱がこもり、お次は津波が気仙川を遡上したので11.3mの水底に沈んだ旧竹駒駅のあとへ
 
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今では専用の路面をBRTという名のバスがJR大船渡線をつないでいます。
 
夕暮れになると風も出て寒くなってきました。
菅野さんとお別れをして、今夜の宿まで国道343をひた走り「かんぽの宿一関 前沢牛すき焼きプラン」に到着。
うむ、いかにもバブルの頃の設計ですが、それなりに地元の雇用対策にはなっとるんだろうなぁ、、、という感じのお宿であります。
ここの宝竜温泉は天然だけど、ちゃんと「加温、循環、消毒」って表示もしてますしね~
 
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見て下さい この肉の量。 マイナス金利でも「かんぽ」は豪気なのです。
 
16日
 
僕は朝は9時でも10時まででも寝ていられる人なのですが、6時に目が覚めて風呂へ出かけてゆく○○屋。
それでもまぁ8時頃には揃ってバイキング朝食を頂いて、今日は観光コースです。
世界遺産の中尊寺。
 
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本堂や金色堂を拝観してますとすぐお昼の時間が来ちゃって、かんざん亭でソバやカレーうどんをすすり、「毛越寺(もうつうじ)だぁ けごしでら と違うんかぃ そんな読みにくい寺はパスでいいや」とか訳の判らないリクツをはきながら「おぃ こりゃすごいぞ、敦煌みたいな磨崖仏だ!」と達谷窟毘沙門堂を発見。
 
今から千二百年も昔の坂上田村麻呂さん(さかのうえのたむらまろ 征夷大将軍ね)が創建したというここでは、「最強のおフダ」とか辰年の土鈴の在庫の最後の1ケを、孫の龍サンへのお土産にゲットしたりと、またまた少々の地元貢献をさせて頂きました。
 
県道31で「厳美渓」の観光に向かうも「アホッ こんな季節に来るなよ」的な仕打ちで土産物屋もお茶する店も全店冬眠中。
じゃ早めに駅に行きますか、、、
東北の銘品「三宝浸け」を仕入れたら待合室でやまびこ50号の時間まで、休憩のおじん達であります。
 
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東京駅到着17時24分。
うむ まだ暗くはないけど、ネオンは点いてる。
銀座に寄るのにいい時間ですなぁと三人組は8丁目界隈で仕上げに突入。
 
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今年も静岡のH機長は参加がかないませんでしたが、もう暫くで我ら皆、年金生活になりますので、彼が参加できる日も遠くはないでしょう。
 
(記 昔のキャプテン林 秀一)
 
 
 
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