延長コード(中間コード)
エクセンでは、標準品として
5.5mm2×20m,30m と
8mm2×20m,30mを販売している。
分電盤(配電箱)
写真は3台用「DB3」
近年、バイブレータは、高周波48Vシリーズのインナーバイブレータ(以後インナーという)が多く使用されるようになりました。
インナーは、電源機器・延長コード・分電盤のセットで使われます。
延長コ-ドは、電源機器からバイブレータまでの距離が離れている場合に使うもので、分電盤は、インナーを複数台使用する場合に使います。
インナーの不具合で工クセン最大のテーマは、ステータの焼損対策です。
1997年7月からステータが焼損する原因の調査を続けています。
一般的にステータが焼損する原因として知られていることは、コードの断線・ベアリングロック・欠相・過負荷・過電圧印加等です。
HBM-Z型では、コードの断線・ベアリングロック・過負荷・過電圧印加でのステータ焼損は皆無に近い品質になりました。
今回の調査で二つの要因が明確になりました。
一つ目は、プラグやコンセントなどの接触子の荒れやプラグの接触子スリ割部の傷、または、萎縮による欠相や電圧のアンバランスによるステータの焼損。
二つ目は、電源機器とインナーとの間で延長コードやコードリールを何本も継ぎ足して使い、電圧が低下し結果インナーが過負荷(過電流)になりステータが焼損することが見えてきました。
今回は、延長コードについて基本的な考え方と正しい使い方についてお話します。