配管の詰まり解消

Ｍ社では供給搬送ラインに固形糊が付着して詰まりが起こっていました。問題解決のための特別な装置は使っておらず、その都度問題箇所の分解清掃するか、ラバーハンマーでの叩き作業で対応していました。しかし効率は悪くコンタミ問題もあり品質も安定しないという問題が発生していました。

配管はＳＵＳ製のため、閉塞解消装置を直接設置するには溶接作業が必要になりますが、溶接に伴う熱で配管の変形・強度低下・材質変異が発生する恐れがありＳＵＳ製固定バンド式にて設置することになりました。閉塞箇所が流す製品によってことなるため、任意に設置場所を変更できることなど取り付けメリットがあることも採用の理由です。

メンテナンス性が向上しこれまで、都度対応してきた分解清掃・配管叩きも低減。安定した供給が可能となりました。原材料の種類・環境温度等で付着状態も様々ですが、リレーノッカーの特徴である打撃力の可変機能を利用することで適度な打撃振動が選定でき問題の解決に貢献しています。Ｍ社からも、任意に設置場所を変更のできること、打撃力可変な点を評価され、人件費の抑制・品質の早期均一化が実現できたとのお話をいただいています。

供給パイプラインの付着低減と閉塞解消が出来、任意に設置場所変更・打撃力の可変が現場サイドで自由に行える点などで評価を頂きました。また、人件費の抑制・製品品質の早期均一化になったとのお話を頂きました。