リサイクル材(ウッドチップ)を利用しファイバーボード製造過程でホッパー内部にウッドチップが詰まる。
福島県のB工業はファイバーボードを製造・販売しているメーカーです。原料の建築廃材を破砕したウッドチップはホッパーに貯蔵されています。しかし度々内部で詰まりが生じてしまい、都度、製造ライン全体を停めて人力による解消作業をしていましたが、頻繁に起こると生産効率も下がるとのことで、予防ができないかと相談がありました。
詰まりの原因はウッドチップが割り箸を折ったような形状で絡み合いやすいことでした。このような場合、ほぐし崩すことが有効なので、圧縮空気を直接噴射するダイレクトブラスターEDBシリーズを提案。今回はホッパー容量及びホッパーへの供給方法がコンベアーでの自由落下であること、そして絡み合ったウッドチップには力強い噴射力で一気に吹き飛ばすことが効果的なため、EDB4-130を4台設置し、納入となりました。
ダイレクトブラスターの力強い噴射力により、ウッドチップの絡み合いが大幅に低減しました。お客様からは製造ラインを無駄に停止することもなく、生産効率が向上したと喜んでいただいています。
詰まる度に製造ラインを止め、作業員が高所に登り突き作業を繰り返すことがほとんどなくなりました。当然、生産効率も向上したうえ、安全面も工場したと喜んでいただいています。