08年アラスカクラブ アラスカクラブ 蓬莱機長 ラストフライト宴会記
ぼくら昭和23年組は本年、平成20年に還暦を迎えます。
越後屋やエクセン社長はまだ働き続けねばならんのですが、蓬莱会員は目出たく4月末日をもって定年退職とあいなり、JAL機長としての国内路線最後の乗務が08年4月20日那覇発羽田行きJL918便と決まりました。
やはり自家用パイロットであるN自動車のN島さんの音頭で、19日に蓬莱が操縦してゆく917便に乗って那覇に行って「最南端の退職記念パーティー」をして、翌20日のラストフライト918便に乗って帰ってこよう!
という企画に便乗して 越後屋共々行ってまいりました。
前日の荒れたお天気から一転して暖かさが戻った羽田空港12番ゲートには蓬莱婦人、息子のGクン、色々な繋がりで沖縄まで行っちゃろうという友人9名がカメラ、ビデオを手に搭乗開始を待っています。
実は彼の今日の乗務は507/506便で新千歳を往復してきてから917便で那覇までという、3レッグのデューティ。
こもごもお話しを聞くと、朝の7時25分発に乗って千歳の往復も乗ってきましたわ~ なんておっしゃってる豪の者も。
うーんマイルも一杯貯まりますなぁ と感心。

917便出発ゲート ありゃ? 当便の機長がゲートにいましたよ

機内に乗り込むと、おなじみのネームプレート

わたくし@守礼の門
この時期、沖縄へ旅行する方も結構多い様で、ほぼ満席の917便は定刻をちょっと遅れて羽田を離陸し、2時間半の空の旅を終えて地上からの誘導方式で那覇空港へ順調に到着。
本来であれば乗員はフライト後のデブリーフィングに行かなければならないのですが、この日ばかりはそのお役目は副操縦士役を勤められたU機長にお任せして、蓬莱機長は同行者一行と一般旅客出口からぞろぞろっと出てしまい、みんなでジャンボタクシーに乗って今夜のお宿「日航那覇グランドキャッスル」へ。
土曜日とあって58号線の渋滞もなく、ホテル到着の後は宴会へゆく時間まで自由行動なので、私は 沖縄は10年前に一度来ただけという越後屋さんを案内して、首里城なぞを見学して時間つぶし。
気温25度、初夏の沖縄はいい天気でありました。
本土ではそろそろ薄暗くなるころですが、沖縄はまだ陽が高い!
市内曙にある写真家の はてるまこうさんのお店「酒菜屋 楽」に集合したご一行様、お店貸切りって訳ではないのですが、まず どぎもを抜かれたのは店内にスルスルっと映写幕が降りてきて、N島さん作成のDVD「蓬莱機長の航空人生一代記」の上映開始。
流れるBGMやナレーションに釣られてか 他のお客様方もずっと見入っておられました。
オリオンビールでの乾杯の後は、泡盛に切り替えて沖縄料理の数々をサカナに、そこここで航空談義。
わざわざ所沢の航空管制部から参加された美人管制官、素人パイロット多数、プロのキャプテンお二人、元スッチーの奥様、ヘリコプター会社の運行担当、、、 多士済々という言葉が正にぴったりの大宴会でありました。
「最南端の退職記念パーティー」が明るくお開きとなった後は、ホテル直帰組、二次会組に別れ、さらに凸凹コンビはネオンの松山へ三次会に繰り出してゆきました。

越後屋@首里城

アラスカクラブの現存会員は3名
後ろに益一の霊は写ってないかな?
明けて20日日曜日、ラストフライト918便の出発は1640なので、とりあえず足を確保した我々は、沖縄といえば何はなくとも米軍放出品! と 嘉手納基地正門前の、その名も永井商店へ向けレンタカーを走らせます。
復帰してからしばらくの間や、オペレーションデザートストームの頃はそこそこ掘り出し物もあったのですが、海兵隊グァムへ移転 とか、米兵は夜間基地外外出禁止とかいうご時世になってしまった昨今では、、、、
でもまぁ 外傷用薬剤(ヨーチン)入り救急セットとか、U.S.マークのナイフケースとか、最新のデジタル風迷彩模様のバッグとか、それなりの買い物をして 再び58号線を南下。
DFSギャラリアで時間をつぶし、でかいスーパーの食堂で沖縄ソバを食い、海軍司令部壕跡で先人戦士へ黙祷を捧げ、ひめゆりの搭では花は捧げず、レンタカーを返却して那覇空港23番ゲートへと向かいました。

那覇23番スポットに翼を休めるB747

飛行前点検を終って機体に戻るコクピットクルー
安全ベストまで似合って見えちゃうのは贔屓目か?
コクピットクルーは搭乗ゲートは通らずに機体に乗り込んでしまいますが、さすがにクラブ員!
飛行前点検を終らせて、ゲートまで出てきてくれて記念撮影のチャンスを作ってくれるサービス精神を発揮してくれました。

ラストフライト前記念撮影

左側機長席に座る蓬莱キャプテンの御姿
定刻より少し遅れの午後4時50分、日本航空918便は 様々な思いや思い出をたくさん詰め込んでプッシュバック開始、夕陽の那覇空港から一路羽田へのラストフライトに飛び立ちました。
機内では、、、凸凹コンビ共に爆眠中
そして19時03分 陽もおちて滑走路灯、誘導路灯がまたたく羽田のRWYに ふわり、ピタリと到着いたしました。
お客様が全部出終わっても、ボーディングブリッジの窓からカメラを離さない面々。
普段だと早く行って下さ~いと追い出されちゃうんでしょうけど、今日ばかりは お約束の花束贈呈まで写真を撮らせてあげましょうね と地上のスタッフさんもご協力下さって、蓬莱君のドメス最後の制服姿を記録することができました。

お約束の花束贈呈
さらに! ここで終わりにならないのがこの面々の凄いところ!
羽田1ビルの奥にあるレストラン プロントで、沖縄までは行けなかったけど蓬莱君をお祝いしたい方々約20名が合流されてまたまた大宴会。
心尽くしの記念品贈呈やら、747を形どった特製ケーキへのケーキ入刀式やら、今夜も盛り上がって帰りはほぼ最終のモノレールとなっておりました。

羽田フロントでも盛大に

N島さんお手配の747ケーキ

コンピューター画像作家 S社のN画伯から特製CG作品贈呈

地上職の方々のご好意で、乗客みんな出終ったあとのゲートで記念撮影
今回は動画もあります!下のタイトルをクリックしてご覧ください。
1 那覇宴会
2 918便搭乗
3 最後の機内PA(パブリックアドレス)
(追記)蓬莱会員は5月1日から、あるコミュータ航空会社に入社されます。
いずれ静岡空港開港の折には、再び大空を翔る彼の姿を見ることができましょう!!
|
|

