アラスカクラブとはなにか?

♪ アラスカクラブ2002夏旅行 -Page1-

01年秋の京都総会で02年はクラブ全員でトコーシャへ!! なーんて決議はされてたんですが、そこはソレ。 働きざかりの4人組ですので、全員集合は中々難しく、02年夏のお休みは元キャプテンと越後屋、そして今シアトル在住中の某長男ぼうずの3名でのトコーシャ行きとなりました

まずは隊長は成田を先発、アンクからキーナイ方向へ車で2時間。
ムースパスと言う何にもない村の湖のほとり「アラスカフロートレイテング」という水上飛行機の操縦訓練学校へ入校。
私の持ってる免許はFAA(連邦航空局)のPrivate Single Engine Land (自家用単発陸上)+Complex という、滑走路に降りるエンジン1つで足が引き込っむのもいいですよーっていうものなんですが、アラスカでは湖や川にも降りられる水上機の免許もないと身動きがとれませぬ。
第一、目的地の「トコーシャマウンテンロッジ」は 冬になればスノーモービルで凍て付いた原野を3時間程突っ走ると行き付けますが、夏の間はボートで川を遡るか、ロッジの裏の湖に着水するかしか、行き様のない辺鄙な(と言うか全く商売っ気のない)とこなのです。

(水上飛行機の巻)

でまぁ、隊員輸送の為にも、免許証を Land and Sea というのにする為の訓練開始。

水上飛行機、英語ではフロートプレーンと言いますが、正確には2種類ありまして、船みたいなフロートが付いてて水の上だけに降りられるのが「フロート」。フロートから車輪も出せて、滑走路でも水上でもOKよー というやつを「アンフィビアス」と呼びます(日本語にすると水陸両用機だな)。

さて、読者には少しややこしい話しかもしれませんが、実は単なるフロート機でも(アンフィビアスじゃなくても)緊急時には 陸の上でも降りられるのです。
舗装の滑走路に降りちゃいますと、アルミ製のフロートが火花散らして火事になったりするんで、まぁ滑走路の脇の草地なんかに降りるんですが、3回までなら交換しなくてもかまわないのよ~ と、マニュアルに書いてあります。
(但し現実にコレやっちゃいますと、クレーンで飛行機をどっかの水面まで運んで行くという大仕事が待ってますが、、、)
あと、手漕ぎボートと水上機はどっちが道(航路)を譲るのか~ とか,離水中の水上機と着水しようとしてるのはどっちが優先か?みたいな座学をみっちり4時間ほど。


校長のバーンキング先生


初めの内は4級船舶操縦士の練習みたいに、水の上ばっかり

翌日いよいよ操縦訓練が始まりますが、まぁはっきり言って1cmでも空に浮かんじまえば、ただの軽飛行機、慣れてるセスナと何の変わりもありません。
訓練機はパイパースーパーカブと言う180馬力2人(タンデム=前後)乗り、操縦桿がセスナみたいなハンドルじゃなくて、大昔のゼロ戦みたいな1本棒なんですが、ぼくらは霧ヶ峰のK-17に始まって、三田式3型まで 操縦桿には慣れてますので問題なし!

しかし!! 水の上では「ブレーキ」がないんですわ~~
エンジン ポロンと掛けると、陸上なら両足でブレーキ踏んで飛行機を止めておけるんですが、水の上だとアイドリングでも、フロートがシャパシャパと水音立てて動いていっちゃう ....おまけに「風見鶏効果」と言うもので、風が吹いてくる方へ勝手に頭(機首)が回っていっちゃうんで、水の上では およよ~ (英語ですから Oh
Shi-- t ) の連発ではありました。


上がってしまえば、
自分で写真を撮る余裕も、、、


着水寸前 この位から少し
パワーを入れていきます

それでも7時間程の訓練で無事卒業試験も合格して、晴れて水上機パイロットの仲間入り。氷河の上を飛ぶのも印象的だったですが、運転手としては 無風で鏡の様な湖面に着水させるテクニックで 岸辺に向けてスロットルアイドル、フルフラップで降りるとフロートの空気抵抗でまるで石が落ちるみたいな降下率で沈んでいくのにはタマゲました。
その上にサイドスリップまでさせるんですから ....


まぁ一応、救命胴衣も
着けてはいるんですよ

卒業のはなむけに「水上機の事故率は陸上の7倍だぞ! 格言を忘れるな」とバーン先生。どんな格言かって? それは、、、Never make a disending turn on glassy water とか、、、「通訳」が大変なんで、ごかんべん。

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